2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧
北海道新聞8月26日付朝刊の「この一冊」というコーナーにて、高階杞一詩集『早く家へ帰りたい』を紹介させていただきました。読売新聞8月29日付夕刊に『世界中が夕焼け』についてのインタビュー記事が掲載されます。
第3歌集「あるまじろん」における荻原裕幸の展開を見ていこう。前書きの「ウッドストックの憂鬱」は「ウッドストックがこの街にゐてくれたらとても楽しいだらう。」という一文から始まる。スヌーピーでおなじみのウッドストックのことである。反実仮想として…
「アフンルパル通信」第13号に長歌『啄木遠景』を寄稿しました。 冬に釧路のジャズ喫茶「This is」で管啓次郎さんらが行った朗読会に参加させていただいた際に読んだものです。 詳細は書肆吉成ホームページで。http://camenosima.com/ また、代官山蔦屋書店…
荻原裕幸(おぎはら・ひろゆき)は1962年生まれ。愛知県立大学外国語学部フランス学科卒業。1986年の「玲瓏」創刊に参加し、塚本邦雄に師事。1987年「青年霊歌」にて第30回短歌研究新人賞を受賞。「青年霊歌」「甘藍派宣言」「あるまじろん」「世紀末くん!…
谷岡亜紀(たにおか・あき)は1959年生まれ。早稲田大学中退。1980年「心の花」に入会し佐佐木幸綱に師事。1994年歌集「臨界」で現代歌人協会賞、2006年歌集「闇市」で前川佐美雄賞および寺山修司短歌賞を受賞している。なお、男性である。 谷岡の短歌世界の…