2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧
「現代詩手帖」11月号の短歌時評。今回は我妻俊樹の怪談を題材に「短歌的文体」について書きました。 http://www.shichosha.co.jp/gendaishitecho/「短歌研究」11月号ではエッセイ「心の火をめぐって 『世界中が夕焼け 穂村弘の短歌の秘密』出版風雲記」を寄…
「短歌往来」10月号の「特集 菱川善夫の世界」、1979年の短歌といけ花のコラボ展のことを中心に書きました。また、松木秀さんが拙歌集『さよならバグ・チルドレン』の書評をご執筆下さっています。福島泰樹さんの日誌では、テンポラリースペースでの来札ライ…
野尻供は1938年生まれ。「茨城歌人」を経て1974年に「心の花」に入会。1982年に歌集『鉄の歌』を刊行。解説は佐佐木幸綱。その他合著『竹柏の葉』がある。 野尻は家業の鉄工所を経営しながら作歌活動を行っている歌人であり、それゆえにタイトルは『鉄の歌』…
佐藤りえ(さとう・りえ)は1973年生まれ。1997年「短歌人」入会、同人を経て現在は無所属。2003年に第1歌集『フラジャイル』を刊行している。 『フラジャイル』というタイトルの意味は「取扱注意」。荷物の輸送時に使われる表示である。その意味の通り、触…
「現代詩手帖」10月号の短歌時評では、永田和宏『歌に私は泣くだらう』、佐藤弓生『うたう百物語』を引きながら、短歌と〈物語〉の関係について書いています。現代詩手帖 2012年 10月号 [雑誌]出版社/メーカー: 思潮社発売日: 2012/09/28メディア: 雑誌 クリ…