6 蘆の史前…… 水鳥の卵を莞爾(につこり)、萱疵なめながら、須佐之男のこの童子(こ)。 産土(うぶすな)で剣を鍛つ。 7 碧落を湛へて地下の清冽と噴きつらなる一滴の湖。 湖心に鉤を投げる。 白鳥は来るであらう、火環島弧の古(いにしへ)の道を。 『白…
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