本日発売の週刊金曜日6月19日号に又吉直樹・堀本裕樹「芸人と俳人」(集英社)の書評を寄せました。俳句的に一番エポックなのはたぶん表紙の2人が和服ではなく洋服を着てること。
また本日19日付北海道新聞夕刊の「現代北海道文学論」では、『北の想像力』で吉田一穂論を書かれていた文芸評論家の石和義之さんが、山田航論を書き下ろしてくださっています。そちらもどうぞ。石和さんの評でアーレントが引用されてるんですが、僕の学部時代の先生がアーレントの研究者で、「たぶん親の収入超せない僕たちがペットボトルを補充してゆく」はその先生の発言をヒントにして作った歌なんですよね。そんな不思議な偶然もあったり。
左右社ホームページの連載「回り出づる悩み」第16回が更新されました。
http://sayusha.com/webcontents/c10/p=201506171750
- 作者: 又吉直樹,堀本裕樹
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2015/05/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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