実は吉田一穂が初めて出版した本は詩集ではない。1924年に出た童話集「海の人形」である。童話は詩と並んで一穂の創作の柱だった。生前に唯一得た生業も絵本の編集者の仕事である。大正期の児童文学の中心は鈴木三重吉主宰の「赤い鳥」である。一穂の童話観…
6月20日(月)の北海道新聞朝刊の文化面にて、リレーエッセイ「北の地から北の地へ」に寄稿しました。アイヌ語地名研究家・山田秀三についての文章です。
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。