散文詩『石と魚』は、一穂20歳のときに書かれた初の散文詩『処女林』がもとになっている。「猟人日記」という小題が付されている通り、雪山を行く猟師の手記のような形式で書かれたものである。 小舎は雪に埋れてゐた。山影と林の記憶を辿り、二匹の犬に橇を…
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